熟年(猫と人形服の日記)

ご訪問ありがとうございます。猫日記、1/6ドール用の服作りなどを書いてます。

ドール服 小袖風着物

戦国時代(織田信長やお市の方たちがいた時代)の着物は今の着物とずいぶんと違うようです。
元々は下着だった小袖が表着として用いられるに従い、色も白から色つきや模様入りに進化したそう。
小袖は襦袢のような短い着物で、お引きずりが出来るような長い着物はもう少し後の時代に登場するようです。
腰の位置で紐を前で結んだり半幅帯を締めていたようで、今の男性の着物のような楽な着方だったようですね。

さて、袖裏と裾裏が付いた作り方です
尚、和裁・洋裁は色々な作り方があるので、この方法が正しいとは限りませんのでご理解くださいませ。
後ろ背中心・前おくみを縫い、袖を付けます。
襟を身頃に縫い付けます。襟に芯(私はネームテープを貼っています)を入れると襟がピシッと決まるようです。
14b088.jpg
袖口と袖振りを縫います。
14b089.jpg
袖の四つ縫いの準備をします。
上の画像の状態で、表袖と裏袖の中央部分を持ち左右に引いて、前袖か後ろ袖のどちらかを内側に入れると、
↓のように表・表・裏・裏になります。
14b090.jpg
四枚一緒に重ねて袖下を縫います。
四枚一緒が厚くて縫いにくい場合は、表と表の袖下を縫い、裏と裏の袖下を縫っても良い。
14b091.jpg
裏返すとこんな具合に。
袖裏を付けると袖口と袖振りに裏地が見えて、襦袢を着ているような感じなります。
また、袖口と袖振りの縫い代の始末も簡単できれいだしね。
14b092.jpg
袖裏の袖付け部分を身頃の袖付けの縫い代に綴じ付けます。
14b096.jpg
前後の脇を縫い、脇の身八つ口の縫い代の始末をします。
私は襟裏の始末を先にしましたが、裾裏を付けてから襟の始末をしても良い。
裾裏の裏地は表地の幅より狭くして縫います。理由は着せ付けた時に裏地がたるんで表に出てくるのを防ぐため。
裾裏の足元の裏は控える場合と、裾ふきとして出す場合がありますね。
洋服では裏地が表地から見えると格好が悪いですが、和服では裏地が見えるのは粋…という文化の違いでしょうか。
14b094.jpg
小袖風着物の完成です。
14b095.jpg
ラクエルに着せてみました。男の子サイズで作ったので、袖付け部分が長くて身八つ口が短かくなりました。
なお、江戸初期までは身八口や袖振りも無い小袖が主流だったとか。
その小袖の作り方は 安土桃山時代の小袖 で記事にしています。
14b097.jpg
帯と上に着る打掛を作る予定なのですが…いつになるやら(^_^;)
スポンサーサイト

コメント

KUPOさん、こんばんわ。

久しぶりのドールネタですね。わかり易い画像で有難いです。

私も戦国時代の着物について少し調べましたが、当時の着物の袖は船底型で、振りも身八つ口も無かったようです。戦国から江戸初期は細帯でおはしょり無し。江戸中期位から帯が豪華になって幅広で胸高に締める様になり、高温多湿の日本の気候に合わせて風を通すように、また腕の動作が楽な様に、身八つ口と振りを開けるようになったとか。

こちらに詳しく解説があります。
「着物よもやま話」
http://www.nijo.co.jp/yomoyama/y_yomo05.htm

http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/manabi/japanese_070330_3.html

紋次郎の姉さん こんにちは。

情報をありがとうございます、助かります。
振りも身八つ口も無かったのですね。
「わたしのドールブックジェニー13 十二単と花嫁衣裳」の中に
能小袖があったのですが作り方の解説を読んでいませんでした。
もう一体のラクエル用に小袖を作るので今度は振りも身八つ口も無い小袖を作ろうと思います。
バービーファッショニスタは腕が長いので男の子用の型紙がぴったりなんですよ。

100均で半幅帯に使える物は…と、物色してきました。
幅2cmのネックストラップがあったのでそれを使おうかと考えているところです。
また、何かお気づきの点がありましたら教えてくださいね(^^♪

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://carpenter50.blog69.fc2.com/tb.php/963-6d23795d

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

KUPO(クポ)

Author:KUPO(クポ)
Barbie Fashionistas Raquelle(ラクエル 2012年度)の洋服作りを楽しんでいます。
なお、以前作ったbarbie服はカテゴリ「ドール服」に入っています。

2013年に猫のミミとラブを迎えましたが、2014年にラブが天国へ引っ越し、現在はミミ日記になっています。
ミミ(サビ猫(雌) 2003年生まれ 14歳)
ラブ(黒ハチワレ(雄) 享年推定8歳)

好きな言葉
人はすべて地獄に生まれてくるものである。その地獄の中で、「笑いころげたり」 「人として生まれて良かったと思う」…その瞬間を「極楽」と言うのだ。 五木寛之 「大河の一滴」より

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2Ad

Template by たけやん