熟年(猫と人形服の日記)

ご訪問ありがとうございます。猫日記、1/6ドール用の服作りなどを書いてます。

原子力村

5/20日付朝日新聞の朝刊の耕論に原子力村に住んでいた三名が意見を述べています。
新聞の元記事にリンク出来ないので要点だけ書きます。

元東京電力副社長・元自民党議員の「加納時男氏」の意見
・・・「原子力村の使い走りとして国政をやってきた」は失礼千万です。
当時の私の秘書(1人は東電の退職者、残る4人は東電を3年ずつ休職して来てくれました)に
国家公務員としての秘書給与に加え、私の事務所で東電との差額を補填していました。
(東電は給与を負担していない)
専門家養成のため、原子力業界が大学に研究委託や研究費支援をするのも「癒着」ではなく「協調」。
国が安全基準を作り、それにしたがって原発を建設、運転したわけです。
事故は国と東電、業界全体の共同責任だと思います。・・・

前原子力委員長代理の「田中俊一氏」の意見
・・・昔は原子力委員会の下に旧日本原子力研究所が置かれ、行政組織としては旧科学技術庁があり
一本化されていた。それが行政の縄張り争いで複雑になり、中央省庁再編でさらにおかしくなった。
経済産業省の下に資源エネルギー庁と原子力安全・保安院、
文部科学省傘下に日本原子力研究開発機構など研究機関、
内閣府に原子力委員会と原子力安全委員会が置かれているなどの縦割り構造。
省庁間の壁のため原子力関係者の連携が取りにくい。
東電は技術に対する謙虚さを失ってしまったことが最悪の結果を招いた。
福島第一の事故検証は日本人だけでは客観性が保てない。
異論を許さない村社会である。
原子力関係者が失敗を認めにくい状況になっている。
完全無欠な技術はないが、そのことを世間に言えないからますます村社会になる。
原子力村の問題は日本社会全体の問題でもあると思う。・・・

立命館学名誉教授の「安斎育郎氏」の意見
・・・「原子力の安全が破綻したらどうなるか」ということに関心があり、1人だけ原子力政策を
批判する立場になりました。
研究費も回してくれず、偵察されたりと「村八分」にあったからこそ原子力村の存在を実感できた。
「私に自由に発言させないこの国の原子力が安全であるはずがない」と直感的に分かりました。
「国がやる」ということから始まっているから、「反原発」は即、反国家的行為とされます。
原子力業界が批判を受け付けない「村社会」になるのは必然だったと思います。
「事故のリスクを分散させるために原発に集中立地はやめよ、原子力に出力にも制限を設けよ」
と言い続けたが黙殺されました。
福島第一の事故後、推進派だった専門家16名が事態の深刻さを認め政府に提言しました。
村全体から見ればわずかな人数だが、今回の事故が「村民」にも影響を与えたという事でしょう。・・・

原子力村MAPが↓、とても分かりやすかったのでスキャナーで読み込みました。
520.jpg
今回の震災があるまでは政治には無関心、ましてや原発に関してはまったく無知だった私です。
18ヵ所、54基もある原発は、やはり、国策としてスタートしたのですね。
省庁の名称もずいぶんと変わり、関連団体を増やしたのは天下りのため?
それとも責任の所在がどこにあるのか分からなくする責任逃れのため?
自民党から民主党へ政権交代で少しは政治が良くなるかとの期待は裏切られ、
あいも変わらず、議員は選挙で勝つことしか考えていない。
原発問題は東電に責任を押し付け、計画停電では一部住民をセーフティネット(社会保障の一種)と見下し、
国民を金を稼ぐ道具とでも思っているようなこの国の政治家と官僚が一番ダメなのかも。

閣僚と官僚の違いが気になったので調べてみました。

国会議員:国民に選挙によって選ばれた政治家の集まり。
国会議員の中から国会の議決で選ばれた人が総理大臣。
総理大臣は各省庁の官僚を指揮監督する人を選びます。
それが大臣という役職で、閣僚とも呼ばれます。

一方、官僚とは採用試験に合格して省庁に配属されているエリート公務員です。
官僚が退職後、特権的に民間会社や団体の高い地位に就くことを天下りと言われます。

各省庁のトップは国務大臣です。
1:国務大臣
2:副大臣
3:大臣政務官(↑からここまでは政治家)
4:事務次官(ここから↓が官僚)
5:省名審議官
6:局長
という序列になるようです。
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コメント

政治について

利権が沢山ありました。
しかも自民党が仕組んだ事です
それを民主党が改革できなかった
あまりにも、自民党の歴史が長すぎた、
今もあります。
民主党にがっかりする、政治不信になる。
今はそんな空気でしょうね。
私は、民主党員ではありませんし、管総理のかたを持つ気にはなりませんが。
あまりにも、時間が無さ過ぎるように感じます。
戦後、50年かかって築いた牙城は一年やそこらでは、びくともしなかった。
そうゆう気がして、政局を見ています。
気長に見ていきましょう。

そうですね

tunefusa様、コメントありがとうございます。
>あまりにも、自民党の歴史が長すぎた
確かに自民党が独裁的に政権を牛耳っていましたものね。その政権時代のツケを民主党が負わされているようですから菅総理気も気の毒といえば気の毒かも。原因を作ってきた自民党議員達は「私は関係ありません、民主党のお手並み拝見」とばかり高見の見物だし…。民主党内では足の引っ張り合いだし。誰も国民の方を見ていないのが一番の問題でしょうね。

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KUPO(クポ)

Author:KUPO(クポ)
Barbie Fashionistas Raquelle(ラクエル 2012年度)の洋服作りを楽しんでいます。
なお、以前作ったbarbie服はカテゴリ「ドール服」に入っています。

2013年に猫のミミとラブを迎えましたが、2014年にラブが天国へ引っ越し、現在はミミ日記になっています。
ミミ(サビ猫(雌) 2003年生まれ 14歳)
ラブ(黒ハチワレ(雄) 享年推定8歳)

好きな言葉
人はすべて地獄に生まれてくるものである。その地獄の中で、「笑いころげたり」 「人として生まれて良かったと思う」…その瞬間を「極楽」と言うのだ。 五木寛之 「大河の一滴」より

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