熟年(猫と人形服の日記)

ご訪問ありがとうございます。猫日記、1/6ドール用の服作りなどを書いてます。

健全な家庭に潜む異常性

「アルコール依存症、薬物依存症、摂食障害、そして登校拒否も個人の病や家族の問題
というだけでなく、病んだ社会への心優しい人々があげる異議申し立てではないだろうか。
そうだとすると健全と見られる家庭の中にこそ過剰適応という病が潜んでいる」
…以上斉藤学氏談より

横川和夫氏の著書「仮面の家」を読んでいます。
前半は1992年に起きた家庭内暴力を繰り返す息子を教師夫婦が刺殺するまでに至ったルポ。
後半は精神科医斉藤学氏から見た家庭病理の視点と息子の家庭内暴力で
苦しむ夫婦がカウンセリングを受けた際の具体的な内容が続きます。

あとがきで著者が述べています。
改めて常に親の期待の視点に縛られ“あるがままの自分”に安心感をもてない若者たちが
いかに多いことか、そうした若者たちを抱えて頭を痛めている親が沢山いることを
再認識させられた思いがする。
斉藤先生は「子供が問題を起こさないから、自分の家庭は大丈夫だと考えるのは早い。
たまたま子供が親の気持ちをくんで我慢しているだけなんです。
その結果、次の世代に問題は積み残されていくだけです」と語っています。

お父さん、お母さん、子供、仮面をつけた役割ロボットになりつつある現代社会。
母親である私も子供が小さい頃から社会の常識から判断した躾と云う名の下に
子供自身の感情を考えもせずに仮面をかぶる事を強要していたのかも知れません。
「どうしてあんな良い子が…」「あんな良い人が人を殺す訳が無い…」など
事件が起こって周囲の人々から聞こえてくる声。
うつやパニック症候群なども役割ロボットの仮面に息苦しさを覚えた
身体からのSOSかも知れません。

ありのままの自分を見つめ、絶望し、そしてありのままの自分を好きになることが
役割ロボットにならない為の秘訣なのでしょうか。
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KUPO(クポ)

Author:KUPO(クポ)
Barbie Fashionistas Raquelle(ラクエル 2012年度)の洋服作りを楽しんでいます。
なお、以前作ったbarbie服はカテゴリ「ドール服」に入っています。

2013年に猫のミミとラブを迎えましたが、2014年にラブが天国へ引っ越し、現在はミミ日記になっています。
ミミ(サビ猫(雌) 2003年生まれ 14歳)
ラブ(黒ハチワレ(雄) 享年推定8歳)

好きな言葉
人はすべて地獄に生まれてくるものである。その地獄の中で、「笑いころげたり」 「人として生まれて良かったと思う」…その瞬間を「極楽」と言うのだ。 五木寛之 「大河の一滴」より

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